かりんとうまんじゅう日記

かりんとう饅頭のおいしさを知ったあの日。私の中でしがみついていた物が崩壊した。

少し落ち着いた。

妊娠して4か月目に入った。

 

旦那さんとの言い合いも少し減った。

 

お互い違った不安があってそれを出すのが

お互いに下手というか、自分だけしか見れていなかったのが原因だったのかなと

私なりに思っている。

 

旦那さんから

『あなたの物言いは煽りがある』と言われて。

落ち着ついて考えると、一理あるなと自分でも反省して。

 

負けたくない、自分の言い分は正しいんだと思っていたら

話し合いはできないと

今更になり気づき、相手の意見を聞く、そこでまた考えるという作業が

双方に必要でありそこを蔑ろにすると大荒れになる。

 

大事にすべきものは変わっていく。

それを受け入れることが私にはすごく難しかった。

常に『自分の理想』は、『仕事と交友関係が大事』『家事は分担が当たり前』

と思っていたから、その理想からかけ離れている『今』が許せなった。

許せない原因は旦那さんの協力不足しかないと思っていたから、何かにつけて難癖つけていた。

 

子どもを授かって、旦那さんの言葉を改めて聞き直して考えたこと。

『家族の理想』が必要ではないのかと思った。

旦那さんの理想のカタチを聞いたことがなかった、話し合ったことがなかったことに気づいた。

一緒に住んでいるのに、どこか欠けていたのはココだったのかもしれない。

 

今までこのブログに書き続けてきた内容は

ある意味、私の中でいつか復讐したいと思った時に忘れないように書いた記録でもある。

言葉は取り返しがつかない証拠として書き連ねていくことが大事だと思っていた。

恐ろしい動機だとは思う。

でもこれって、自分にも言えることだとはっと気づく。

『煽るような物言い』をしている私の言葉は『暴言』に近いはずだと。

それを彼が同じように『いつかくる復讐のための記録』として残していて、それを見せられた時、私はどうなるのだろうかと。

 

悲しくなる。

 

そんなことするために残す記録はやめよう。

 

ただ『考える』材料にはしよう。

そこから自分の意見を紡いで、話し合いをするようにしよう。

 

赤ちゃんを授かってから、すでに赤ちゃんは私たちに大きな影響を与えている。

まだお腹も出ていないので目に見える実感はない。

でも確実にこの私のお腹の中にいて、日々成長していて。

出てくる前から親孝行してくれているような。

きっと生まれてくるまでの間にしっかり夫婦として話し合ってね!って言われているのかもしれない。

 

大事なものは人生の中で変化する。

変わることはなにも怖いことではない。

当たり前だと思っていた、ここしかないと思っていた選択肢は

ここだけじゃないと教えてくれるきっかけだ。

そこに気づくことができたら、生きやすくなることを病気をして知った。

知ったんだから学ばないとね。