かりんとうまんじゅう日記

かりんとう饅頭のおいしさを知ったあの日。私の中でしがみついていた物が崩壊した。

会社の先輩がタダで会社の内情を教えてくれたことで考えたこと。

パートから社員になる話が具体的になってきた。

おおよそ、決まりではある。

あと4回、仕事に行けば産休のためお休みに入る。

職場の諸先輩方から
社員になるならこれは知っておいてほしいと言われた、会社の内情。そしてその環境の中、社員になることへの心配があると。

どこにでもある、なんなら前の勤務先の方がよっぽど、どぎつかったかなと思うこともあるが、今の職場の上の人間の動向は知っていて損はない。パートの時間だけでは到底把握出来なかったことを、先輩方はタダで教えてくれた。タダで教えてもらってえぇんかなって思うくらい、愚痴というよりも事実を教えてくれた。それを興味を持って聞いた。


わたしは元々プライドが高くて自尊心もあったし結果を残してきたことに自負している部分も多かった。なので、一目置かれたい思いも強く、実際にそうなれば(何かの代表になったり発表する機会があったり。学生時代でも仕事場においても)ほれ、見たことか!と、鼻高になっていた。自分でも分かる。内に秘めておけなかった。なので、だれがどうこうとか、そういう情報は聞くけど、自分はそれを跳ね返すくらいのモノを持っていると思っていた。それが仇となって、打たれることはどの時代にもあった。


今思えば、単におもしろくない。こいつ。の標的になりやすかった。そりゃ、そーだわ。笑。
それでもプライドがあるから、何食わぬ顔で当の本人の前や周りには、できるだけ悟らないようやり過ごしてきた。
それがもっと、おもしろくない結果に繋がってエスカレート。
最終的には自ら、この場所は私には合わない。と離れていき、離れたことでせいせいしたと思っていた。

実際は見た目以上に凹むし悩むししんどくて泣いたけども、素振りは見せないのが強いと思っていた。
寂しいなんて思ったら負け、相手の思う壺だと思ってきた。

でも去年の職場でのいじめは姑息でこんな奴まだおるんや、って思ったし、誰に言わせても、相手の単なる僻みでそれが半端なく私に対する憎悪(単に資格をもってるだけなのですがね。経験も私の方が浅い)に繋がって。でも最終的にはその方自身も病にふしてしまった。自ら望まぬ方向に会社ごと巻き込んでしまったようだ。オトナの力が入り組んで、会社の本当の闇の部分を見て衝撃的だった。


今思えば、前職場の人も学生時代にもめた人も、みんな必死だったんだと思う。自分の居場所が取られないかどうか。居心地の良い環境にしたいと誰もが思う。そう、わたしもそうだった。私の居心地のいい環境にしたかった。みんなでしていくものなのにね。
欲張りにもその環境を作ろうと、目立ったり、注目を浴びるような言動してたのもあったのかな、無意識だけど。それを危機感だと思った人から、排除されてきたんだろうな。私も危機だと思うから逃げたし。

本当に賢い人は、俯瞰で人間観察と関係づくりが上手だと思う。それでいて、自分にとって大事な軸がある。そして立ち回りの判断や自分がやりたいことをするためにどういった準備が必要なのかを考えて実践している。根回しがいかに重要かを思い知った。何もかも、対相手あっての話。おもしろくするも、対立するも紙一重。

へこへこするのが根回しではない。
時に凛とする、自分とって譲れないものは1つあれば、いい。

まずは視察。それから考察。
そして傾聴と行動。分からなければ聞く。教えてもらおう。

そして皆、何かに怯えながら生きている弱さがあることを心のどこかに留めておこう。自分もそうであるように。
なんら不思議なことではない。それが守りたいものであり、じぶんの糧になることも、これまた紙一重だから。

気づけば、朝の4時半からこんなことを考えいる。もう2時間も経ってしまった。せっかくの休みなのに。

もう一寝入りしよう。


柔軟に生きてこ、わたし。